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【備忘録】LaTeXでレポートを書くためのテンプレート集
大学のレポートや論文作成で必須となる「LaTeX」。毎回イチから書き直したり、図表の挿入コマンドを忘れて調べ直したりしていませんか?
この記事では、私が個人的にNotionにまとめていた「LaTeXを書く際によく使うお役立ちURLとテンプレート」を公開します。コピペしてご活用ください!
便利なレポート用URL
LaTeXを書く際に役立つ、図や表の作成・PDF操作のためのオンラインツールです。
Draw.io (diagrams.net)
フローチャートやUML、回路図など、あらゆる作図に使える無料のオンラインツールです。
🔗 https://app.diagrams.net/
Table generator
Excelやスプレッドシートの表をコピペするだけで、一瞬でLaTeXの表組(tabular環境)コードに変換してくれる神ツールです。
🔗 https://www.tablesgenerator.com/
iLovePDF (PDFの結合・分割)
完成したPDFレポートに表紙をくっつけたり、分割したりする時に重宝します。
🔗 結合: https://www.ilovepdf.com/ja/merge_pdf
🔗 分割: https://www.ilovepdf.com/ja/split_pdf
LaTeX 基本テンプレート集
必須パッケージ (usepackage)
プリアンブル(\begin{document}の前)に記述する、よく使うパッケージ群です。
\usepackage{url}
\usepackage{here}
\usepackage{chngpage}
\usepackage[dvipdfmx]{hyperref}
\usepackage{pxjahyper}
\usepackage{bm}
表紙・タイトル(実験以外のレポート用)
\documentclass{jsarticle}
\title{【LaTeX】表紙のタイトル(表題)のかき方}
\author{氏名 \thanks{学籍番号など}}
\date{2026年3月15日}
\begin{document}
\maketitle
ここに本文をかきます。
\end{document}
図の挿入テンプレート
[H] (hereパッケージ) を使うことで、狙った位置に図を強制配置できます。
\begin{figure}[H]
\centering
\includegraphics[width=90mm]{figure/画像ファイル名.png}
\caption{図の説明}
\label{fig:ラベル名}
\end{figure}
表の挿入テンプレート
\begin{table}[H]
\centering
\caption{表の説明}
\begin{tabular}{cccc}
\hline
要素1 & 要素2 & 要素3 & 要素4 \\
\hline
\end{tabular}
\label{tab:ラベル名}
\end{table}
プログラム(ソースコード)の挿入テンプレート
事前に listings パッケージを使えるようにしておく必要があります。
\begin{lstlisting}[caption=コードの説明, label=pro:ラベル名]
int main() {
printf("Hello, World!");
return 0;
}
\end{lstlisting}
参考文献(\bibitem)
レポートの最後に記述する参考文献リストの書き方です。
% 参考文献環境の始めに記述
% \begin{thebibliography}{99}
\bibitem{book} 著者, 書籍名, 出版社, 都市名, 第何版.
\bibitem{treatise} 執筆者, 論文タイトル, 出版社, 年月日.
% \end{thebibliography}
立体(\mathrm)
数式モード内で単位などを斜体(イタリック)にせず、立体(ローマン体)で表示したい場合に使います。
\mathrm{}
目次の作成と改ページ
目次を自動生成し、次のページから本文を始めるためのコマンドです。
\tableofcontents \clearpage
連立方程式
数式を複数行にわたって整列させ、左側に大きな中括弧を付ける書き方です。
\begin{equation}
\left\{ \,
\begin{aligned}
& A = B \\
& C = D \\
& E = F
\end{aligned}
\right.
\end{equation}
画像を横に並べる(minipage)
2つの図を左右に並べて配置する際によく使うテンプレートです。
\begin{figure}[H]
\begin{minipage}[b]{0.48\columnwidth}
% 1つ目の画像
\end{minipage}
\hspace{0.04\columnwidth} % ここで隙間作成
\begin{minipage}[b]{0.48\columnwidth}
% 2つ目の画像
\end{minipage}
\end{figure}
レポートの内容確認(構成の基本)
最後に、レポートの各章に何を書くべきかの目安となるガイドラインです。執筆の際にお役立てください。
- 1. はじめに
大きな問題設定から、解決方法(提案)を示す。 - 2. 原理
必須ではないが、このレポートを読む際に必要な前提知識を示す。 - 3. 実験方法
細かな手順よりも、「どの方法で」「何のために何を明らかにするのか」を示す。 - 4. 結果
事実だけでなく、その結果に対する自身の見解を述べる。(半分考察になるくらいでも良い) - 5. 考察
何のためにその考察を行うのかを示す。 - 6. 結論
この実験で問題はどう解決されたのか。また、今後の展開を述べる。 - 謝辞
お世話になった人の名前を示す。(助成:お金の意味が強い。指定がある場合などで使用) - 参考文献
いかがでしたでしょうか。レポート作成の効率化に貢献できれば幸いです!
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